- 虫歯からこどもを守る
「予防歯科」という言葉をご存じですか。
歯医者といえば、少し前までは虫歯を治療してもらうところ、
歯が痛くなったら行くところ、というイメージでした。
でも、実際歯が痛くなってからでは遅いのです。既に虫歯になっているということですから。
虫歯にさせないために歯科医院へ通院するのが現代流です。
歯の大切さに気付いた「きっかけ」
わたしがなぜ、こどもの歯に気を使うようになったかというと、
私が今まで虫歯治療を沢山してきたからです。
小学生の頃から虫歯治療で通院していた記憶があります。
また、社会人になってからは平日は仕事のために、なかなか通院の時間が取れず、
歯の痛みがあるにも関わらず長期間放置していました。
その結果、わたしの歯は20代の時に2本、神経を抜くことになってしまいました。
そしてその2本は神経を抜いたことにより弱く脆い歯になり、1本は割れて半分になり、
もう1本は歯の根元にヒビが入ってしまいました。
これらの歯はまだ残っていますが、いずれは抜くことになるそうです。
そうすれば、抜歯された箇所は歯がないため、ブリッジやインプラント、
入れ歯等の選択をしなければいけません。
もっと前から歯の大切さと知っていれば、と何度も後悔しました。
だから、自分のこどもには、歯を大切にしてもらいたいですし、
歯のメンテナンスを日ごろから習慣づけたいと思ったのです。
小さいころから歯医者へ行くメリット
こどもは歯医者が嫌いなイメージが多いですよね。
それは知らない人に、お口の中を覗かれたり、いろんな器具を入れられたり。
嫌な機械音もします。それに虫歯の治療は痛いです。
だけど、小さなころから歯医者へ行く習慣をつけると、行くのが当たり前になり、
歯医者へ行くということへの嫌悪感がなくなります。
いつもの歯科衛生士さんが、いつもの場所でお口の点検をしてくれます。
- 虫歯の有無をチェックできる
- 毎日の磨き残しがあっても、定期的にお口の中を掃除してもらえる
- 定期的にフッ素塗布をしてもらえる
- 医療費助成で格安（または無料）で通える
「親は頑張りすぎなくても良い」
これは子供が通院する歯科医院で言われた言葉です。
こどもの歯磨きって本当に大変です。
ぎゃーぎゃー泣きわめくし、暴れるし、逃げるし。
こんなに嫌がられたら、正直、親のわたしだってこどもの歯磨きが嫌なんです。
だけど、子供の虫歯って、あっという間に進行すると聞くし・・・
親だけで完璧な歯磨きをするって、大変なんです。
だから、「もっと歯科医院を頼って良い」と言ってもらえて私はホッとしました。
歯医者へ行けば、プロがキレイに磨いてくれる。
分からないこと、不安なことも気軽に聞けるし、解決できます。
今は子供の医療費の助成も手厚く、地域によって差はありますが
毎月無料、または数百円程度の自己負担で通えます。
月に1回のメンテナンス
月に1回だけのメンテナンスでいいんです。
もしくは2ヶ月に1回でもいいんです。
我が家では2歳の頃から定期的に通っているおかげで、
わが子も歯医者で泣くことはありませんし、嫌がることもありません。
同じくらいの年齢で予防メンテナンスで通う子供たちも、その歯科医院では泣いている子はほとんどいません。
やはり習慣づいているからでしょうか。
わたしは今まで、親だけの仕上げ磨きでは完璧に磨けている気がせず、不安でした。
子どもを歯科医院へ通わせるようになってからは、多少歯磨きが完璧でなくても、プロが毎月キレイにしてくれるので、安心できるようになりました。
おかげで3歳の現在も虫歯はありません。
こどもに将来、健康で丈夫な歯を残してあげられるのは、
最高のプレゼントです！
お子さんの歯のメンテナンスを習慣化して、ぜひキレイな歯をプレゼントしてあげましょう。
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